ブログ開設半年~1年後、アクセス数が増えない伸び悩みの時期に突入

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ブログにはアクセス数が増えず伸び悩む、いわゆる「停滞期」があります。いつ、どのように停滞期に突入するかは、ジャンルや性質によっても異なりますが、ブログを運営している以上避けては通れない道だと言っていいでしょう。

今回は、ブログを立ち上げて間もない時期に、私が経験したアクセスの停滞期についてお話したいと思います。

こちらの記事も合わせて読んでもらえると、全体の流れがわかりやすくなります。

ブログ開設から1年、アクセス数の推移と読者の傾向をまとめました
ブログを運営している方にとって、日々大きな関心時になっているのがアクセス数だと思います。営利・非営利にかかわらず、せっかく記事を公開しているのですから、できるだけ多くの人に見てもらいたいというのが人情というものでしょう。 20...

ブログ開設から半年で停滞期に突入

当ブログは2017年7月に立ち上げられました。その後の1年間はほぼ1日に1件程度のペースで投稿を続けてきましたが、2017年9月ごろから停滞期に突入します。それまでは、アクセスは(それほど急激なペースではないものの)順調に少しつづ伸びてきていました。

まずは伸び悩みの時期のアクセス数を具体的にご紹介しましょう。1日あたりの数値で、ユニークユーザー数が平均60人程度、50~100人のレンジで推移していました。PV(ページビュー:閲覧されたページの件数)は、平均500PV程度、200~1000件の間で推移していました。当ブログは1人の読者が複数のページを見てくれるケースがほとんどなので、このようにユーザー数に対してPVの振れ幅が大きい形になっています。

アクセス数が増えない原因

当ブログに限らず、一般論として「ブログのアクセスが増えない原因」としては次にような理由が考えられます。

メディア規模増大ペースの鈍化

たとえば、総記事数10件のときに1記事投稿したとすると、「メディアの規模が約10%増えた」のと同じインパクトが発生するはずです。仮に1記事を「1日あたり5人の人が検索して閲覧する」とするなら、1記事増えることによって10×5=50人の閲覧者が55人に増えることになります。これは、1日の閲覧者も約10%増えることを意味します。

しかし、総記事数が多くなってくると、徐々に1記事が増えることによるインパクトは減少していきます。総記事数100件の場合、1記事を投稿してもメディアの規模に対して1%程度の増加に過ぎません。1日の閲覧者を増やす効果も1%程度に低下してしまうわけです。

特定ジャンル読者層の上限に到達

当ブログを例に上げると、この時期私はけものフレンズの感想記事ばかりを投稿していました。そうなると、必然的に読者層は「けものフレンズに興味がある人」の中だけに絞られます。けものフレンズというカテゴリ自体の認知度が拡大を続けていれば別ですが、すでに本放送を終了していた時期だったということもあって、「けものフレンズ」に関連するキーワードで検索を行う人の数はそれほど多いわけではありませんでした。

同じような現象は、異なるジャンルのブログでも考えられます。どんなブログでも、特定のジャンルの記事だけを書き続けていれば、そのうちそのジャンルに興味がある人一定以上に気づかれると、「それ以上読者が増える余地がない状況=ジャンル自体に興味がある人の上限」に到達してしまうのです。

検索エンジンでの上位表示が効果的に行えなくなる

ここは少し専門的な話になってしまうのですが、Googleなどの検索を経由してブログの記事が閲覧される場合、重要になるのが表示順位です。そのときどきによって細かな点は異なるものの、基本的に検索エンジンは「独自性が高く、読者の求める内容に沿った記事」をより検索結果の上位に表示するよう作られています。

たとえば、当ブログのけものフレンズ感想記事の場合、私は1話につき20個以上の感想を書いています。しかし、実際の読者は「けものフレンズ 1話 感想」といったキーワードで検索してくる方が多いので、そうなるとGoogleなどの検索エンジンは「20個ある記事のうち、どれを表示すればいいのか」悩んでしまうことになります。結果的に、自分のブログの記事同士が「競争相手」になってしまうような状況も考えられるわけです。(専門的にはより細かい話になるのですが、大雑把にいうとこのようになります)

以上の3つの理由は、ブログのジャンルや形式が違ったとしても、多くのメディアに当てはまると思います。また、これらの理由はどれも対策するのが難しく、再びアクセスが増える時期が訪れるまで地道に努力を続けるしかありません。そのため、多くのブログ運営者は必ず何処かでアクセス数が増えない、伸び悩みの時期に遭遇し頭を悩ませています。

停滞期に起きたTwitterでのスモールバズ

では、これらの時期、特筆するようなできごとがなかったのかといえば、そういうわけでもありません。何回か「スモールバズ」といえるような「小さなアクセス数の爆発」を経験しています。

こうしたスモールバズが起きた主な原因はTwitterです。当ブログは、記事の更新情報をTwitterで通知していますが、それをときどきフォロワー数の多いTwitterユーザーの方に紹介してもらう機会があり、その際、一時的にアクセスが2~10倍程度に増加することが何度かありました。

ブログの流入経路というと、一般的には検索エンジン経由の場合がほとんどなのですが、現在はTwitterなどソーシャルメディアからの流入も注目されています。検索エンジンとは異なり、爆発的な増加が期待できるからです。

従って、アクセス数が増えなくなる時期に備えた対策として、「バズを期待してTwitterを運営する」というのもいいでしょう。(私がTwitterで更新通知しているのも、それが理由のひとつです)

SNSからの流入増加は一時的なものになりやすい

ただし、Twitterの効果を過度に期待するの考えものです。実際、私が経験した数回のスモールバズは、どれも一過性の影響を与えるに留まりました。バズから数日間はアクセスが増えるものの、その後の定常的なアクセス増加には繋がらなかったのです。

検索エンジンでからのアクセスの場合、検索する人には明確な目的があります。たとえば、「肩こり 治し方」といったキーワードで検索している人は、「肩こりを治したい」という明確な目的があるわけです。しかし、SNSの場合はそうではありません。「知り合いがなにかサイトを紹介しているから、ちょっと見てみるか」といった形で閲覧してくる方も多いわけです。そうした特性の違いから「SNSでの拡散は一過性の影響に留まりやすい」と考えておいたほうがいいでしょう。

ブログのアクセス数が増えない場合の一般的な対策

アクセス数が増えない時期も、私はずっとどうすればこの状況を抜け出すことができるか考えていました。一般的に、アクセス数が伸びなくなった際にとるべき対策として次のようなことがよく挙げられます。

記事のリライトを行う

すでに述べたように、検索エンジンは「独自性が高く、読者が求める内容になっている記事」を上位に表示します。従って、既存の記事をリライトし質を高めれば表示順位が上がり、より多くの人に閲覧してもらえるかもしれない可能性が高まります。

私は記事のリライトはほとんど行いませんでした。このころ主に更新していたのがアニメ「けものフレンズ」の感想記事だったので、「感じたことを書いたものを直しようがなかった」という部分もあるのですが、仕事でマーケティングに携わっている経験から、「記事の品質が評価されるのには長い時間がかかる」と理解していたからでもあります。

私の経験では、公開当時はまったく評価されていなかった記事が、1年位してから急に上位表示されたケースもありました。そのため、公開から1年も経っていない記事について良し悪しを判断するのは早すぎると考えていたのです。

見られていない記事を削除する

ブログを運営している方の中には「見られていない記事=Googleから評価されていない記事を削除することで、検索エンジンからのメディア全体の評価が高まる」と主張する方もいます。しかし、リライトの方と同じで「良し悪しを判断するには早すぎる」と考えていたため私はこちらの方法も選びませんでした。

複数のブログを運営する

「特定ジャンルで読者層の上限に達しているのだから、別のジャンルを開拓すればいい」という発想です。複数のブログを運営する場合、特に伸びが良いブログの記事を増やし、そうでないものは後回しにするといった手段がよく取られます。

私はこの方法も選びませんでした。これもやはり理由は同じで「今評価されていないからといって、今後評価される可能性のあるメディアを捨てるべきではない」と考えていたからです。

ただ、この方法に関しては「複数のブログを運営するだけの時間と労力をかけられる」人はやってもかまわないと思います。なぜなら、アフィリエイトやGoogleAdSenseなどでブログの収益化を図る場合、「いかに早くアクセスを増やすか」が問題になるからです。私は別に急ぐ理由はなかったのでこの方法も取りませんでした。

伸び悩みを脱するために私が行った対策

では、具体的に私がどんな対策を取ったのかというと、結論から言えば何もしませんでした。それまでと同じように、毎日コツコツ記事更新を続けていたのです。

なぜ何の対策も取らなかったのかというと、「小手先の方法で解決できるものではない」と考えていたからです。すでに述べたように、ブログのアクセスが停滞する根本的な原因は、「メディアの規模に対して、1記事が増えることのインパクトが小さくなる」のが理由です。これを解決するには記事更新のペースを上げるしかありませんが、私にはそれは不可能でした。

もう一つの大きな理由である「同じジャンルの記事ばかりが増えて、新しい読者層を開拓できなくなる」という点については、やろうと思えば対策は可能でした。別のジャンルの記事を増やすか、あるいは別のジャンルのブログを新たに作ればよかったのです。ただ、こちらも結局は新たな労力が必要になるのでやりませんでした。

結果として、私が停滞期を脱するのには長い時間が必要になりました。「時間が解決してくれる」と思っていたわけではありませんが、結果的にそうなったことになります。もしかしたら、「あまり賢いやり方ではない」と思った方もいると思いますが私はこれでよかったと思っています。

停滞期を乗り越え、挫折しないことが大事

ブログ運営のノウハウというと、一般的には「どんな記事を書けばより読者が集まるか?」、「どんなジャンルを選べば成功しやすいか」といった点が注目されがちです。これは私が本業としているビジネスのマーケティングの世界にも共通する傾向です。

しかし、実際には「いかにして日々ブログを運営していくか」という、「運営方法」のほうが重要になる場面が少なくありません。多くの成功したブログ運営者の方も「ブログ運営で最も大事なのは『続けていくこと』だ。続けていけば早い遅いの違いはあれ、誰でも成功できる」と語っています。

ですが、いざブログ運営を始めると、多くの方は途中で挫折し更新をやめてしまいます。他ならぬ私自身、過去に何度もブログの立ち上げ→放置を繰り返してきました。従って、いかに続けていけるかという点のほうがより本質的で重要な問題なのです。

特に多くの方が挫折してしまいやすいのが、今回ご紹介したアクセスが増えず伸び悩む「停滞期」でしょう。私もこの時期、かなりモチベーションが削がれたことを覚えています。

繰り返しになりますが、停滞期が生じる原因のほとんどは時間が解決してくれます。ですから、無理して対抗しようとせず、時間の経過に任せて乗り切ることを考えるほうが懸命でしょう。長い停滞の時期を乗り越えれば、ブログはより大きく成長します。

次回は、私の停滞期を終わらせた大きなバズ(アクセス数の爆発)についてご紹介したいと思います。

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