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「ソシャゲ」で有名なフリーミアムから学ぶマーケティング

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「フリーミアムモデル」というものをご存じでしょうか?「基本的なサービスを無料で提供し、追加のオプションを有料で提供して利益を上げるビジネスモデル」のことです。ソーシャルゲーム(ソシャゲ)でよく使われることから、日本でも知られるようなりました。実はこのフリーミアムモデル、マーケティングノウハウを学ぶ題材としても優れています。いったいどのようなことが学べるのでしょうか?

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フリーミアムモデルとは「基本無料、オプション有料」

まずは、ソシャゲを題材に、フリーミアムモデルについて簡単に説明しましょう。一般的なソシャゲは「基本無料」が謳い文句となっています。「基本プレイは無料だが、ガチャ(希少なアイテムが当たるくじ)は有料」といった形です。基本利用料を無料にすることでユーザー数を増やす効果が期待できますし、ユーザー総数が増えればユーザー間の競争が激しくなり、少しでも他の人に差をつけようとガチャを回す人も増える可能性があります。

しかし、こうしたやり方が「射幸心を煽っている」として批判の対象になったこともありました。そのため、現在はフリーミアムモデルそのものについて否定的な見解を持っている人もいるかもしれません。

フリーミアムモデル=ソシャゲ、ガチャではない

いわゆるソシャゲは、フリーミアムモデルを利用したビジネスのひとつです。しかし、フリーミアムモデル=ソシャゲというわけではありません。たとえば、ソシャゲ以外のフリーミアムモデルの例としては「Dropbox」があります。Dropboxは、ユーザー同士で簡単にファイルを共有・転送できるサービスで、オンラインでのやり取りを容易にし、ビジネスをしやすくしてくれるとして多くの方に利用されています。このDropboxも基本プランは無料、有料プランに申し込むと利用できるデータ容量を増やすことができます。

当然ですが、Dropboxの有料プランに申し込むのにガチャを回す必要はありませんし、ユーザー同士で競争する必要もありません。このように、ソシャゲ以外のフリーミアムモデルも存在するので、もしソシャゲのビジネスモデルが好きではないとしても、フリーミアムモデル自体に嫌悪感を持つ必要はないのです。

無料ユーザー=マーケティングコストという発想

Dropboxの創業者でありCEOでもあるドリュー・ハウストン氏は、フリーミアムモデルについて興味深い発言をしています。それは「フリーミアムの無料ユーザーは、マーケティングコストだ」ということです。

Dropboxのサービスがここまで普及してきた大きな理由は、「口コミによる紹介」です。Dropboxは既存ユーザーに対して、「別のユーザーにDropboxを紹介しくれたら、利用できる容量を増やしますよ」というアピールを行っています。ユーザーは知り合いを紹介すればするほどより得することになるので、どんどん利用者が増えていったというわけです。総ユーザー数が増えた結果、有料プランに申し込むユーザーも増加、Dropboxはフリーミアムモデルの成功事例と呼ばれるようになりました。

サービスを無料で提供することも、本来は有料プランの一部である容量増加をタダで提供することも、Dropboxにとっては「コスト」と見なせます。しかし、そのコストを支払うことによって、Dropboxはフリーミアムモデルを成功に導くことができたのです。

Dropboxの事例から学べることは、「マーケティングコストは、広告宣伝費だけではない」ということでしょう。今、マーケティングのやり方について悩んでいる方は、自社サービスの評判を世の中に広めるため、広告以外の方法がないかどうか、もう一度考えてみてはいかがでしょうか?

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