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けものフレンズ11話感想その6:今、蘇る「パークの危機」

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諸注意

けものフレンズ11話感想その5:ラッキービーストの警告とサンドスター・ロウ
【Aパート 警告音を発するボス】 ヒグマと出会い、近くに巨大なセルリアンがいることを知ったかばんちゃんたち。キンシコウとヒグマは巨大セルリアンを退治しに行く、といいますが・・・。 サーバル:大丈夫?危なくない...

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【Aパート 巨大セルリアンの復活】

「サンドスター・ロウの濃度が高くなっており、噴火の危険性がある」とラッキービースト(ボス)が警報を鳴らします。ハンターのキンシコウとヒグマはセルリアン退治に向かおうする中、かばんちゃんたちはどうするべきか考えます。

キンシコウ:とりあえず私たちは、セルリアンを退治してきますね。

サーバル:えっ、そっちも心配だよ。私たちも・・・。

(ヒグマ、サーバルを制止する)

サーバル:あっ・・・。

ヒグマ:あの程度のセルリアンに負けるお前らがか?邪魔にしかならん。なんなら、二匹まとめて戦ってみるか?

サーバル:うーん・・・。

(ヒグマとキンシコウ、その場を立ち去る)

キンシコウ:ごめんなさいね・・・。

(ラッキービースト、警報を停止する)

ラッキービースト:少し見てきてもいいかな?かばんたちは、ここで待っていて。

サーバル:ボスの様子が変だよ?どうしようかばんちゃん?

かばんちゃん:山の方、行ってみよう。

サーバル:うん!

(かばんちゃんとサーバル、ラッキービーストに続いて山に登る)

かばんちゃん:ミライさんが言ってた、「山に何か」って・・・。さっきのセルリアン、山の方から来てる・・・。

サーバル:足跡、そっちに続いてるね。あっ、でもだんだん小さくなってない?変なの。

かばんちゃん:えっ、それって・・・。

戦闘力をまったく当てにされていないサーバル

ヒグマとキンシコウは、ラッキービーストの警告を気にせず、セルリアン退治に向かおうとします。ヒグマたちが追跡してきたセルリアンがいかに巨大化という話を聞いていたサーバルは、応援を申し出ますが、ヒグマからは「足手まといだ」と無下に断られてしまいました。

このところはそれほど話題になっていませんでしたが、サーバルの戦闘力はそれほど高くはありません。8話「へいげん」において行われたようなフレンズ同士の戦いならまだしも、セルリアン相手となると「自分よりも小さいサイズのものなら倒せるが、それ以上のサイズになると太刀打ちできないレベル」だと考えたほうがいいでしょう。

実際、サーバルと顔なじみであるカバはサーバルの戦闘力をまったく評価していませんでした。

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これがジャパリパークにおけるサーバルの一般的な評価です。1話において、サーバルがセルリアンを2体撃退しているために(かばんちゃんの目線から見れば)サーバルは頼もしい存在であるかのように思われていましたが、それ以降サーバルが自力でセルリアンを撃退したことは一度もありません。

ヒトとフレンズを守ろうとするラッキービースト

セルリアンハンターの2人と分かれたかばんちゃんとサーバルは、「様子を見に行く」といい山の方へ向かったラッキービーストとも分かれ、どうするべきか思案します。このとき、ラッキービーストは「かばんたちはここで待っていて」と語っており、自分だけで様子を見に行く旨を伝えていました。「かばんたち」とあるように、会話こそしないもののラッキービーストがサーバルの存在を認識していることを示す貴重なシーンです。

これ以前だと、たとえば2話のオセロットが登場したシーンで「サーバルキャットと同じネコ科なんだ」と説明したシーンなどもラッキービーストが「サーバルが旅のお供である」ということを明確に意識していることを示しています。

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かばんちゃんたちに待っているよう伝えたのは、何かの危険が待ち受けている可能性があったからでしょう。具体的には、ヒグマたちが追跡中のセルリアンとは違うセルリアンが現れている可能性もあります。サイズによっては今度こそ戦って倒したり、逃げることが難しい相手かもしれません。

しかし、かばんちゃんは考えた結果、ラッキービーストを追いかけて山の方に向かうことを決断します。

ミライさんが語った「山にあるもの」とは?

かばんちゃんが山に向かった理由は、ラッキービーストが心配だということや、今何が起きているのか調べるため、という理由はもちろんあったでしょうが、それに加えて「ミライさんのメッセージ」を聞いていたことも理由として挙げられると思います。

かばんちゃんは山を登りながら地図を確認し「ミライさんが『山になにかある』と言っていた」と語っていました。おそらくは、10話「ろっじ」にてもう一人のサーバルが登場したときの映像のことを言っているのでしょう。

けものフレンズ10話感想その21:もう一人の「サーバル」とサーバルの涙
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より正確に言えば、もう一人のサーバルが「(カラカルが)おっきいやつを山で見たと言っているので、やっつけよう」と提案している場面です。ミライさんがこのもう一人のサーバルの提案に「パッカーンといきましょう」と前向きな答えをしたところでメッセージが終了しています。

前後の会話から、もうひとりのサーバルが語った「おっきいやつ」とは「巨大なセルリアン」のことだと考えて間違いないでしょう。つまり、このとき映っていた映像は、ミライさんとフレンズたちが巨大セルリアンとの戦いに赴く直前の記録だったと考えられます。

その後、ミライさんのメッセージが再生されていないので、戦いの結果が果たしてどうなったのかはわかりません。しかし、現在のパークに人がいないことを考えると、おそらくミライさんたちは戦いに敗れたか、もしくは負けなかったしても巨大セルリアンを倒すことはできなかった、と考えていいでしょう。

巨大セルリアンは、過去に封じられたものが蘇った?

かばんちゃんは、ヒグマたちが追いかけている巨大セルリアンは「山からやってきた」と説明しました。足跡が山の方まで続いていることから、そちらから歩いてきたのだと考えたのでしょう。ここでサーバルが「山の方に行くほど、足跡が小さくなっている」ということに気づきます。

かばんちゃんはそこから、恐ろしい事実に気がついたはずです。セルリアンは山のほうからやってきて、しかも進行するに従って徐々に巨大になっているということです。

ここで、「ミライさんが遭遇した巨大セルリアンと、現在ヒグマたちが追跡している巨大セルリアンが同一の個体だ」と考えると、さまざまな辻褄が合います。たとえば、次のような展開を考えてみるとどうなるでしょうか?

過去:

はるか昔、ミライさんと当時のフレンズが巨大セルリアンと戦う

セルリアンを倒すことはできなかったが、ある程度ダメージを与えて小さくした

セルリアンを何処かに封印し、ミライさん(パークにいたヒトたち)はパークを去る

現在:

本日、山の噴火により封印されていたセルリアンが目覚めた(サーバルとかばんちゃんが聞いた爆音)

セルリアン、山から麓に進行し、その間再生して巨大な姿に戻る

セルリアンハンターたちが巨大セルリアンにダメージを与える

破片が分裂して動き出し、ヒグマ・キンシコウは破片の始末に、リカオンは本体の追跡に向かう

かばんちゃんとサーバル、破片のセルリアンに襲われキンシコウに救われる

このように考えると、ここまでのシーンの辻褄が合います。

ですが、この想像が示すのは、ジャパリパークにとって大きな危機が迫っているということです。かつてヒトがパークにいたときですら退治できなかった巨大セルリアンが復活してしまった、ということになるからです。かばんちゃんや現在のフレンズたちは、果たしてこの脅威を乗り越えることができるのでしょうか?