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けものフレンズ10話感想その24:アライさんが目撃した黒い影と「せるりあん」の意味

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諸注意

けものフレンズ10話感想その23:パークの外へ行きたいかばんちゃん
【Bパート かばんちゃんが海の外へ?】 ついに念願だった海、港にやってきたかばんちゃん。周囲にヒトがいないか探しますが、当たりにフレンズの姿はありません。 かばんちゃん:誰かいませんかー? サーバル:ヒ...

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【Cパート アライさん&フェネック in ロッジ】

フェネック:アライさん、ちょうど噴火した山にびっくりして、崖から落ちたんだって。

アライさん:そのとき確かに見たのだ。黒い影が、帽子を持ち去ったのだ!

タイリクオオカミ:黒い影・・・、気になるねぇ。

アミメキリン:新作の参考になりそうですか?先生!

アリツカゲラ:あれ?それってそのとき生まれたフレンズなんじゃ・・・。

アライさんとかばんちゃんの出会いももうすぐ?

ついに、アライさんとフェネックはロッジにまでやってきました。もし、アライさんのパートが挿入される箇所がリアルタイムで反映されているとするなら、かばんちゃんたちが港に到着したとき、アライさんたちはちょうどロッジに滞在していたことになります。

かばんちゃんたちがロッジを出発して港につくまで、どのくらいの時間経過があったのかわからないため、具体的にどの程度の時間が経過したのかはわかりません。また、アライさんたちは徒歩での移動であり、バスで移動するかばんちゃんたちとのスピードに差があることにも留意する必要があるでしょう。

とはいえ、どちらにしてもアライさんたちがかばんちゃんたちとの距離を確実に詰めているのは間違いありません。もし、ロッジから港までの距離が1日もかからない程度の短いものなら移動スピードの差で引き離される距離も短くなります。かばんちゃんたちが追いつかれる主観も間近に迫ってきたのではないでしょうか。

相変わらず、アライさんは帽子泥棒を追っていることなどを出会ったフレンズたちに説明して回っているようです。今回はロッジの3人組、アリツカゲラ、タイリクオオカミ、アミメキリンに「黒い影が帽子を持ち去った」という話をしていました。

ロッジの3人は、ついこの間まで「謎の白い影」に悩まされていたばかりです。今度は「黒い影」という新たな謎が現れたことになりますから、作家のタイリクオオカミなどは再び創作意欲を掻き立てられているような描写が見受けられます。

タイリクオオカミは、ファンの期待が苦手?

アミメキリンは、タイリクオオカミが自分の好きな作品の作者だったと知って、すっかり態度を豹変させてしまっていました。オオカミを「先生」と呼び、敬語で話しかけるほどの変わりようです。タイリクオオカミは、アミメキリンの問いかけには応えていませんでしたが、かばんちゃんたちとの別れ際、「ホラー探偵ギロギロ」の作者であることがアミメキリンにばれたとき、珍しく気まずそうな反応をしていました。

このことから、もしかしたらタイリクオオカミは、自分のファンに弱いところがあるのかもしれません。彼女は普段、新しい作品作りのために嘘をついて周囲のフレンズをからかっています。こうした態度は付き合いが長いであろうアリツカゲラには呆れられ、出会ったばかりのサーバルには腹を立てられていました。

彼女はそうした周囲の反応を気にする素振りもなく、むしろ楽しんでいるかのように感じられましたが、逆のパターン、つまり「周囲から憧れの目で見られたり、褒められたりすること」は却って苦手だったのかもしれません。

アミメキリンに「あこがれの先生」だということがバレてしまったため、その後は現在のように常に羨望の眼差しを向けられることが確定してしまったわけです。もし、私の推測通りタイリクオオカミがそうした「ファンからのあこがれの目線」を照れくさく、苦手に感じるタイプであるなら、現在の状況を少し気まずく思っている可能性もあるでしょう。

黒い影の正体はかばんちゃんか?

アライさんが目撃したという「黒い影」について、アリツカゲラは「そのとき生まれたフレンズなのではないか」との推測を示しました。フレンズが誕生する様子が劇中で描かれたことはありませんが、「フレンズは誕生から間もないときは黒い影の姿をしている」という共通認識が存在するのかもしれません。

仮にそうでなかったとしても、アライさんが帽子泥棒だと思っている人物=かばんちゃんは、サンドスターの噴火が起きた日か、その翌日に生まれたと考えられます。仮にアライさんがかばんちゃんが誕生する=フレンズ化する瞬間に立ち会っていたのだとしたら、

「黒い影の正体はかばんちゃんであり、誕生後まもなく帽子を持ち去った。アライさんはびっくりして崖から落ちたために、影の正体が誕生したフレンズだと気づかず、またすぐに帽子を取り返すこともできなかった」

という推理が成り立ちます。つい最近、白い影の正体だったことが判明したかばんちゃんですが(正確にはミライさんの映像ですが)、実は過去には黒い影でもあった、という面白い可能性が示唆されたことになります。

PPP(ペパプ)予告 ヒグマの予習

PPP一同:PPP予告!

コウテイペンギン(コウテイ):今週はヒグマについて予習だ。蛇の臭いが嫌いらしい。

イワビー:どんな臭い?

コウテイ:焼いたら美味しそうだよね。

イワビー:コウテイは何者なんだ?

コウテイ:私が神だ!・・・違うな。

一同:(笑い)

コウテイ:次回、「せるりあん」。

蛇を恐れるのは多くの生物に備わった本能

毎度恒例となっているPPP予告では、来週登場するであろうフレンズ「ヒグマ」の特徴である「蛇の臭いが嫌い」という点が紹介されました。

これはより正確に言うと、「蛇のように細長くてうねうねしたものが嫌い」という部分と、「ヒグマは臭いに敏感である」という部分を合わせてひとつの特徴として紹介しているようです。

上記のリンクを参照してもらうとわかる通り、ヒグマは蛇のような形をしたものを本能的に恐れる性質を持っています。「蛇の多くは毒を持っており、過去蛇に噛まれて死んだり、苦しんだ経験から本能的に蛇を恐れるよう遺伝子レベルで刷り込まれている」というのが理由です。

「ヘビ怖がるのは本能」京大発表、3歳児も反応2010年11月27日提供:読売新聞「人がヘビを怖がるのは本能」とする研究結果を京都大学の正高信男教授らが発表した。ヘビによる恐怖体験がない3歳児でも、大人と同じようにヘビに敏感に反応し攻撃姿勢を見分けられることを示した。研究チームは3歳児20人を対象に、「8枚の花と1枚のヘ...

同じように、ヒトや猿も蛇を恐れる本能が備わっています。

また、ヒグマは嗅覚に優れているため、ヒトの臭いを察知すると自分から近づこうとすることは稀であるとも言われているようです。

11話のタイトル「せるりあん」に込められた意味

今回のPPP予告には、ひとつ気になるポイントがあります。PPP予告は2話で初めて登場して以来、常に次回登場するフレンズの元となった動物の紹介と声優さんによるフリートーク、次回タイトルの紹介という流れで続いてきました。

今回、11話のタイトルは「せるりあん」として紹介されています。10話までのタイトルは、それぞれかばんちゃんたちが滞在したちほーや建物の名前がついていました。それが、今回に限ってセルリアンという場所の名前ではない固有名詞がついているのです。

厳密に言えば、8話「ぺぱぷらいぶ」も場所の名前ではありませんが、「ライブというイベント」のことを指すとすれば、「(8話は、)かばんちゃんたちがライブを鑑賞する話です」とタイトルで説明していることにはなっているといえるでしょう。

このタイトル付けの法則から推測するのなら、11話は「かばんちゃんたちがセルリアンと接触する話」になるはずです。ですが、これまでの旅の中では何度もセルリアンとの接触は重ねてきました。なぜいまさら、セルリアンとの接触を特別なイベントとして紹介する必要があるのでしょうか?

考えられる可能性は2つ。11話でかばんちゃんたちが遭遇するセルリアンは、今まで登場したものとは異なる特別なセルリアンである、というがひとつ目です。そしてもうひとつは、かばんちゃんたちがそのセルリアンと遭遇すること自体が、今までのセルリアンとの戦闘や逃走とは異なる、特別な意味を持つ出来事である、ということです。

この2つの可能性のうち、果たしてどちらが(あるいは、両方とも)起きるのか、その謎解きは11話に続くことになります。

アニメ感想「けものフレンズの謎」まとめ:10話「ろっじ」