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けものフレンズ10話感想その21:もう一人の「サーバル」とサーバルの涙

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諸注意

けものフレンズ10話感想その20:新種のセルリアンとミライさんの姿
【Bパート 新種のセルリアン?】 白い影の正体は、ラッキービースト(ボス)によって再生されていたミライさんの録画映像であることが判明しました。そして、このとき再生されたミライさんのメッセージは、極めて重要な情報を語りだした...

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【Bパート サーバルが2人?】

白い影の正体がミライさんの録画映像だと分かり、みんなでメッセージの内容を確認していたところ、「新種のセルリアンにより、パークから退去しなければならないかもしれない」という重要な情報が出てきました。それに続くミライさんのセリフとは・・・。

ミライさん:いや、正直、もうちょっと長くこの島にいたかったですね・・・。まさかこんなに早く・・・。

サーバル(映像):ミライさ~ん!早く早く!カラカルがあのおっきいやつ、山で見たって!みんなで連携して、やっつけちゃおう!

サーバル:あっ!

かばんちゃん:えっ!?

ミライさん:そうですね。ここでやっつければ全部解決です!パッカーンと行きましょう。

サーバル(映像):そうだよ、パッカーンだよ!

かばんちゃん:今のって、サーバルちゃん?

サーバル:私、知らないから他の子だと思う。同じ種類のフレンズが生まれることもあるらしいし。

(かばんちゃん、サーバルが泣いていることに気がつく)

サーバル:あれ?あれ?あれ?おかしいな、早起きしたからかな・・・。

もう一人のサーバルが語った「新種のセルリアン」

ミライさんが島からの退去を覚悟する発言をしていたとき、突如背後から映像に写り込んだ人物がいました。それは、なんとサーバルだったのです。当然かばんちゃんはサーバルに覚えがあるかどうか確認しましたが、サーバルは「知らない」と応えるのみでした。

まずは、映像に登場したサーバルが語った内容について考えてみましょう。サーバル(映像)は「あのおっきいやつをカラカルが山で目撃したので、みんなでやっつけよう」とミライさんに提案しています。

「あのおっきいやつ」とは新種のセルリアンに違いありません。そして「カラカル」とは、動物のカラカルがフレンズ化したものでしょう。このカラカル、アプリ版のけものフレンズではサーバルと仲の良い友人として登場しています。

動物のカラカルは、サーバルキャットと同じくネコ科の動物です。アニメ本編には登場しないため、詳しくは解説しませんが、気になる方は下記リンクを参照してください。

つまり、サーバル(映像)がいいたかったのは「新種のセルリアンをカラカルが山で発見した」ということでしょう。山とはおそらく「サンドスターの吹き出す山」だと考えられ、「みんな」とはほかのフレンズたちのことを指すと考えられます。

一度は弱気になったミライさんですが、サーバル(映像)のこの発言を聞いて勇気を取り戻したようです。「パッカーンと行きましょう!」と同意する旨を伝え、2人はこの後セルリアンとの戦いに向かっていくのではないか、という可能性が示唆された時点で映像は終了しています。

映像に映ったサーバルの正体は?

ここでいよいよ今回の本題である「映像に現れたサーバルは何者なのか?」という点について考えてみましょう。サーバル(映像)について、現時点でわかっている情報は多くありません。おおよそ次のような情報をヒントに考察を進めるしかないでしょう。

  • ミライさんがパークにいたのと同時期に生きている
  • カラカルと知り合い(おそらくは友達)である
  • かばんちゃんと旅をしてきたサーバルとは別人である

これまでのミライさんのメッセージの内容から、ミライさんがパークを去ったのはすでにかなり昔(数年~数十年前)であると考えられます。メッセージの中で登場してきた施設(地下迷宮、ロッジなど)の老朽化具合から見ると、数十年単位で年月が経過していたとしても不思議はありません。仮に、数年程度しか経過していないとすると、博士や助手を始めとする、パーク内のフレンズたちが皆ヒトを見たことがないという点も不自然になってしまいます。

「図書館の内部に大きな木が生えている」、「初代PPP、二代目PPPが活躍し、三代目が誕生するまでの年月経過」などの事実を踏まえて考えると、数十年以上経過していると考えるのが妥当ではないでしょうか。

従って、映像に登場したサーバルと、我々が知るサーバルとでは、世代そのものが違う、ということになります。

次に、カラカルと知り合いであるという点についてはどうでしょうか?すでにご説明したとおり、フレンズのカラカルは元々「アプリ版でサーバルの友人であった」という設定があります。そして、ミライさんもまたアプリ版に登場したパークガイドです。

これらの情報から、映像に登場したサーバルはアプリ版けものフレンズに登場したサーバルである、と考えられます。

ちなみに、10話のスタッフロールでキャラクターボイスを確認すると、アプリ版でサーバルの声を演じた野中藍さんが演じていることが確認できるため、この点からも映像の中のサーバルは「アプリ版けものフレンズのサーバル」と同一個体だと考えてかまわないはずです。

サーバルはなぜ涙を流したか?

最後は、映像を見たサーバルがなぜ泣いてしまったのか、という謎について考えてみましょう。サーバルはこれまで、劇中で一度も涙を流していません。従って、今回の涙にはとても重要な意味が込められているはずです。

当のサーバル本人は、自分が何故泣いてしまったのか理由がわからないようでした。そもそも、このサーバルの発言が信用できるのか、という問題があります。つまり、「本当は涙の理由に心あたりがあるのに、何らかの理由で黙っていた」という可能性はないのか検証する必要があるということです。

結論から言ってしまうと、サーバルは本心から自分の涙の理由がわからなかったのだと考えていいでしょう。第一に、涙の理由をごまかす合理的な理由がありませんし、第二にミライさんがパークにいたころのことを何も知らないサーバルが、その時代に生きていたサーバル(映像)のことを知っているはずもないからです。

では、サーバルはなぜ泣いてしまったのでしょうか?状況から考えて、サーバルが泣いた理由は、「自分以外のサーバルキャットのフレンズを始めて見たから」と考えるのが妥当です。ではなぜ、自分以外のサーバルキャットのフレンズを見たことが涙を流すことにつながったのか、それが問題の本質だといえるでしょう。

サーバルの涙は「同種の仲間」を見た感動か?

考えてみると、フレンズというのは常に孤独な存在です。歌を歌いながら、自分の仲間を探していたトキや、カフェを開いてお客さんを呼ぼうとしていたアルパカ・スリといった例はいうまでもありませんが、それ以前に、ここまでの劇中で同じ種のフレンズが同時に存在しているのが確認されたことは一度もありません。

もしかしたら、たまたま描かれていないだけ、という可能性もありますが、今回の映像を見たサーバルが「同じ種類のフレンズが生まれることもあるらしいし」と語っているように、実際には同じ種の動物が同時にフレンズ化するケースは非常に稀であると考えられます。

先程あげたトキやアルパカ・スリの場合、過去の考察のなかで「自分だけがフレンズ化したことによって動物の仲間と一緒に暮らせなくなってしまったのではないか」という説を掲げていました。

けものフレンズ3話感想その13:アルパカ・スリとトキの意外な共通点
前回記事: 【Bパート ジャパリカフェにお客が来ない理由】 ジャパリカフェにお客がこないことを嘆くアルパカに、トキは「場所がわからないのでは」というアドバイスを送ります。一方、2人の話を注意深く聞いていたかば...

ライオンのように、元々群れで暮らしていた動物も、ほかの種類のフレンズと群れをつくることで暮らしています。ジャパリパークでは、どのフレンズもフレンズ化したほかの種類の動物と仲良くなることはできても、同じ種類のフレンズと仲間になることは基本的にできません。

そうした環境の中にあって、サーバルは初めて「自分以外の、同じサーバルキャットのフレンズ」を見ることができたのです。私はその感動こそが、サーバルが涙を流した理由なのではないか、と思います。

けものフレンズ10話感想その22:ロッジとの別れと初めての海
【Bパート オオカミの作品名がついに判明】 ロッジに現れた白い影の正体は判明したものの、ミライさんのメッセージ、そしてそこに映っていた「もう一人のサーバル」の存在など、新たな謎を含みつつ物語は進んでいきます。かばんちゃんと...
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けものフレンズ
Posted with Amakuri at 2018.3.14
ヤオヨロズ
Amazon Prime videoなら第1話は無料、2話以降は1話\216で視聴できます。
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