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けものフレンズ10話感想その17:かばんちゃんの推理とひらめき

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諸注意

けものフレンズ10話感想その16:ついにかばんちゃんの前に現れた白い影
【Bパート 白い影、4度目の目撃】 オオカミが白い影を目撃した夜が明け、新たな朝を迎えました。かばんちゃんは部屋のテラスで外の様子を確認しますが、続いていた雨も止み、いよいよ出発できそうな天気になっています。 ...

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【Bパート 白い影の正体に気がつくかばんちゃん】

かばんちゃんたちがロッジに滞在し始めてから3日目の朝です。雨は止んだものの、白い影の正体は未だわからない状況。ついに白い影はかばんちゃんとサーバルの目の前に現れました。2人は他のメンバーの元へ行き、影の正体について話し合うことになります。

アリツカゲラ:うーん、何度話しても嘘をついてる方もいないと思うんですが・・・。

タイリクオオカミ:何か他にかわったことがあった人は?

アリツカゲラ:そういえば、夜にジャパリまんが減ってんたんですが・・・。

サーバル:だ、だ、誰だろう?

かばんちゃん:あ、それはサーバルちゃんなので関係ないかと。

サーバル:かばんちゃん!なんで知ってるの!

アミメキリン:やっぱり、セルリアンじゃないの?

アリツカゲラ:でも、耳があってフレンズ型だったと。

タイリクオオカミ:人型の新種かもしれないよ。

サーバル:セルリアンでも、臭いか音はするんじゃないかな。

かばんちゃん:自分がセルリアンだったらか・・・あれ?・・・あっ!あ、あの・・・。

白い影に関する情報のおさらい

ロッジに滞在中、ずっとかばんちゃんたちを悩ませてきた白い影の正体について、最後の話し合いが始まりました。今までに出てきた白い影に関する情報を振り返っておきましょう。

・目にも留まらぬ高速で移動する

・見た目はフレンズの姿

・耳、もしくはツノのようなものがある

これらの特徴はこれまでも繰り返し語られてきたので、正体に迫るような新たな手がかりにはなりません。そこで、タイリクオオカミは「ほかに何か変わったことはないか」と全員に尋ねました。影との関連はともかく、影の正体につながるようななんらかのヒントが見つからないかと考えたのでしょう。

サーバルの「ジャパリまんつまみ食い」

オオカミの問いかけを受けてアリツカゲラは「夜中にジャパリまんが減っていた」という証言をしました。サーバルはこのとき、あからさまに動揺し気まずそうな態度を取っています。この点は改めて説明するまでもありませんが、「夜中に起きたサーバルがジャパリまんをつまみ食いしていたこと」が原因です。そのことは、かばんちゃんによって即座に指摘されました。

2日目の夜、かばんちゃんは夜中に目を覚ますと、隣で寝ていたはずのサーバルがいないことに気が付き、ロッジの中を探しに行っています。サーバルは口の周りに細かい屑をつけた状態で現れ「散歩をしていた」とごまかしていましたが、このときの様子からかばんちゃんはサーバルがジャパリまんを食べていることを見抜いていたのでしょう。

犯人はこの中にいる

全員の議論は、ここで堂々巡りを繰り返します。「やはりセルリアンではないのか」、「しかし姿はフレンズだった」、「人型の新種かもしれない」、「それでも、臭いか音はするはずだ」といった意見が出ます。これらの意見はすべて、過去に出たものと同じであり、視聴者に向けた推理用の情報確認だと考えていいでしょう。

これらの意見の中でもっとも重要なのは、最後のサーバルの発言です。それ以外の発言はすべて憶測に過ぎませんが、サーバルが語った「音や臭いがしない」というのは客観的な事実です。サーバルを始め、複数のフレンズがロッジ内にいるわけですから、ほかのフレンズやセルリアンが侵入していれば音や臭いで必ず気がつくはずです。つまり、ここで言っているのは「未知の第三者が犯人という展開はありえないので、推理するときは考えなくていい」ということなのです。

かばんちゃんの発言の笑みの意味とは?

かばんちゃんは、ここで不思議なセリフをつぶやきました。「自分がセルリアンだったら・・・」という仮定をしたのです。これの発言は少し唐突だったため、その真意を測りかねた視聴者も多かったのではないでしょうか。

リアルタイムの放送時には、この発言を受けて「かばんちゃんはヒト型のセルリアンなのではないか」という推測をする人もいました。その後、そうした可能性はないことが判明しましたが、ではここでかばんちゃんが考えていたのはどんなことだったのか、考えてみましょう。

かばんちゃんは、ほかのロッジ滞在組の発言を聞いた後でこのセリフをつぶやいています。従って、この発言は白い影の正体を推理する過程で出てきたものに違いありません。

そう考えると、ここでかばんちゃんがつぶやいた「自分がセルリアンだったら」という仮定は、イコール「自分が白い影の正体だったら」という意味であろうと解釈できます。白い影をセルリアンと表現したのも、直前の会話で「白い影の正体は新種のヒト型のセルリアンではないか」との話が出てきていたからでしょう。

つまり、このシーンにおけるかばんちゃんの発言は、ミステリー作品で良くある「自分が犯人になったつもりで、犯人の気持ちを考える」というテクニックを使おうとしたのだと解釈できます。

もっとも、かばんちゃんはこうしたテクニックが推理に有効だと考えておこなったとは限りません。ただ単にちょっとした思いつきと好奇心から考えてみた、というだけの可能性もあるのです。その証拠に、このセリフの直後、かばんちゃんは笑みを浮かべています。これはおそらく、自分が白い影=セルリアンになり、ロッジのフレンズたちを脅かしている光景を思い浮かべたからでしょう。

ところが、ここでかばんちゃんの表情が一変します。今回行った推理によって、かばんちゃんはついに白い影の正体を突き止めることに成功したのです。

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