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けものフレンズ9話感想その11:アライさん、フェネックの真の目的

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諸注意

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【Cパート アライさん in ジャパリ図書館】

アライさん:なんかいい匂いがするのだ。

フェネック:というわけでー、詳しい場所はわからないけどー、山に入りたくってー。

アフリカオオコノハズク(博士):あれは神聖な場所なのです。

ワシミミズク(助手):入ってはいけないのです。

アライさん:えーっ!

フェネック:えーっ!

博士:気になるですね。これはもしかすると・・・。

助手:もしかして、四神の位置がわかるのでは?

博士:このまま追わせたほうが良さそうですね。

助手:ですね。

博士・助手も料理ができるようになった?

いつもはBパート終了後に挿入されているアライさんとフェネックのパートですが、今回はBパートの前に挿入されています。普段、彼女たちの登場パートはCパートと記載しているので、今回も便宜上同じように記載します。

最初にアライさんが語っている「いい匂いがする」というのは、おそらくアフリカオオコノハズク(博士)とワシミミズク(助手)が料理をしていることを示しているのでしょう。もしかしたら、かばんちゃんが料理をしているのを見て、ネックになっていた火への恐怖心を克服できたのかもしれません。

フェネックが語る「山」の謎

一方、フェネックは「山に入りたい」と博士・助手に伝えています。ここではいくつかの疑問が生じます。

  • 「山」とはどんな山なのか?
  • なぜ山に入りたいのか?
  • 博士と助手が許可を与えなかったのはなぜか?

ジャパリパークにはいくつかの山があります。1話で登場したサンドスターが吹き出す山、3話で登場したこうざんや、そこに至るまでに通り過ぎた数々の山・・・。そしてかばんちゃんたちが今いるゆきやまも山のひとつです。

アライさんとフェネックが山に入りたい理由・・・、これもなかなか難しい問題です。8話Cパートにおいて、アライさんとフェネックはかばんちゃんを帽子泥棒として追いかけていました。その彼女たちの行動から考えるとここでいきなり「山に入りたい」というのは唐突な気がします。

そこで、彼女たちの言動をさらに過去まで振り返ってみましょう。ヒントになるのは、7話でのアライさん、フェネックの言動です。

けものフレンズ7話感想その24:喋るボスの謎と「ぺぱぷらいぶ」
【Cパート アライさんとフェネック in こはん】 フェネック:ほんとにいいお家だねー。 アメリカビーバー:よかったら、泊まっていくといいっすよ。 オグロプレーリードッグ:続きを早く聞かせて...

7話でアライさんとフェネックは、アメリカビーバー・オグロプレーリードッグの家に立ち寄っていました。そこで、「帽子を見つけたとき、そばにいたラッキービーストがしゃべりだした」という驚くべき話をしています。そのとき、ラッキービーストが語った内容としてフェネックが伝えたのが以下のような内容でした。

フェネック:フレンズや私たちにとって、とても大事なものが埋設されていることがわかりました。その場所は・・・。

ここでは、「フレンズと私たちにとってとても大事なものが埋設されている場所」がどこなのか、はっきりわかってはいませんでした。しかし、その場所こそが問題の「山」だったとしたらどうでしょうか?アライさんとフェネックはかばんちゃんから帽子を取り返すと同時に、帽子から得られたヒントである「山」に向かおうとしていると考えらえるはずです。

「四神」の正体とは?

しかし、博士と助手は最初、アライさんとフェネックに山に入る許可を与えるのを躊躇します。このとき、その理由を「神聖な場所だから」と語っていることにも注目です。けものフレンズにおいて初めて「神聖性」という宗教的な概念が登場したセリフだからです。

このセリフによって、問題の山はフレンズたちから「神聖な場所」として扱われていることがわかりました。ところがここで、博士と助手の口からさらに気になる言葉が語られます。

新たなキーワード、それは「四神」です。最初はアライさんたちを「山」に入らせることを躊躇していた博士でしたが、助手から「四神の位置がわかるのでは」と言われると考えを変え、「このまま追わせたほうが良さそうだ」と語っています。

しかし、この「このまま追わせたほうがいい」という発言も気にかかります。今話題にしていたのは「アライさんたちに山に入る許可を与えるか否か」という問題のはずでした。従って、本来であれば「(何かを)追わせる」というのはその会話に続く言葉として不適当なはずです。

状況から推理すると、博士たちがいいたいことは「このままアライさんたちにかばんちゃんたちを追わせたほうが良さそうだ。そうすれば、四神の位置がわかるかもしれない」ということだと思われます。しかしそうなると、アライさんたちの目的は「カバンちゃんを追跡し、まず帽子を取り戻した後、山に向かう」ということになります。

「四神」、そして山に関連する情報を得る手がかりが帽子にあるのだとしたら、この解釈はしっくりきます。さらに先にあげたフェネックのセリフと合わせて考えると、次のような解釈が可能になります。

  • 四神と呼ばれる、「フレンズや私たちにとってとても大事なもの」が存在する
  • 四神の場所は現在特定できなくなっているが、「山」のどこかにある
  • アライさんとフェネックは、四神の場所を特定する手がかりである帽子を発見した
  • しかし、帽子は現在かばんちゃんの手にあり、2人はかばんちゃんを追いかけている

このように考えると、アライさんとフェネックの行動をかなりスッキリ整理することが可能です。

アライさんとフェネックは、博士の指示で動いていた?

さらに付け加えるのであれば、アライさんとフェネックは博士と助手の意を受けてこのような行動を取っている可能性があります。これまで、アライさんとフェネックが新しいちほーを訪れると、毎回「帽子泥棒」についての話をするというのが基本的な流れでした。

しかし、今回はそうしたパターンから外れ、いきなりフェネックが「山へ入る許可が欲しい」と博士・助手に頼み込んでいるのです。もちろん、アライさんとフェネックは元々博士たちと面識があった・山へ入る許可を出しているのは博士であり、目的地がそこである以上必ずどこかで許可を貰う必要があった、という可能性はあります。

ですが、他ならぬ博士・助手も話を聞いただけで「四神」に関連する発言をしたり、「このまま(かばんちゃんを)追わせたほうがいい」というふうに、あたかも自分たちが主導権を握っているかのような発言をしたりしています。

「アライさんとフェネックは、博士・助手からの指示を受けて行動している」と解釈できる理由も十分に存在していると言えるでしょう。