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けものフレンズ8話感想その24:新たな目的地「港」を目指すかばんちゃん

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諸注意

けものフレンズ8話感想その23:海を知らないサーバルと港で目撃されたヒト
【Bパート 海と港、そしてヒト】 あたりも暗くなり始めた夕方、かばんちゃんとサーバル、マーゲイとPPPメンバーたちは観客が帰り人気がなくなったライブ会場の周辺で最後の語らいをはじめました。 ...

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【Bパート コウテイはマゾ?】

プリンセスから、「ヒトは最後に港で目撃された」という手がかりをもらったかばんちゃん。すでにかなり昔の話のようですが、かばんちゃんは新たな目的地として港を目指すことにしました。

コウテイ:なんで人を探してるんだ?

かばんちゃん:僕もヒトらしくって、ヒトの住んでたちほーを探してるんです。

ジェーン:なわばりが思い出せないなんて、大変ですね。

かばんちゃん:いえ、ヒントが見つかりました。港にいってみます。

コウテイ:頑張ってね。きっと何か見つかるよ。

かばんちゃん:はい!

ジェーン:そういえばコウテイさん、生まれ故郷まで200キロ歩くんでしたっけ?

コウテイ:そうだよ、さらに100日絶食したり・・・、我ながら困難な生き方してたよ。

プリンセス:コウテイ、そういうの好きだもの。

フルル:そういうの、「マゾ」っていうんだよね。

イワビー:なんでお前はそういうのだけ詳しいんだ?

(一同談笑)

新たな目的地が設定される意味

現時点では、単に「ヒトは最後に港で目撃された」ということが判明しただけなので、ヒトは港で暮らす動物なのか、それとも何らかの事情があって港にいたのかはわかりません。とはいえ、ここで重要なのはかばんちゃんの旅の「目的地」が定まったということです。

かばんちゃんは7話までの間、ずっと「ジャパリ図書館」を目指して旅を続けていました。もちろん、厳密には図書館に行くこと自体が目的だったわけではなく、博士と助手にあって自分が何の動物か教えてもらうことが目的でした。しかし、目的地が決まっているか否かという点は旅において重要なポイントです。

なぜなら、ストーリー上かばんちゃんたちがいろいろなちほーを経由していくことに必然性が生まれるからです。7話において、かばんちゃんは図書館に到達したため、本来であればそこで旅は終わるはずでした。その後、「ヒトの住んでいたちほー=自分にあったちほー」を探すために旅を続けることになりましたが、その時点ではどこに行ったらいいのか、目的地は曖昧なままになっています。

今回みずべちほーにやってきたのも博士と助手にPPPプラチナチケットをもらったことがきっかけでした。つまりは、ここでヒトに関する手がかりを手に入れない限り、かばんちゃんたちは次にどこに進んだらいいのか明確にならないのです。プリンセスからの情報提供は、ストーリーの展開上必要不可欠なことだったといえるでしょう。

コウテイの困難な生き方

ここで話題は、「ヒトの住んでいたちほー」から、「生まれ故郷」の話に移ります。ジェーンがコウテイに話を振り、以下のようなことが明らかになりました。

コウテイは生まれ故郷まで200km歩く

その後、100日間絶食する

これらはおそらく、元動物であるコウテイペンギンの繁殖期の行動についての話であろうと考えられます。

コウテイペンギンとは、ペンギンの一種である。 概要 アデリーペンギンと並んで最も有名なペンギンの一種。南極大陸に生息しており、エンペラーペンギンと呼ばれることもある。 漢字で書くと皇帝ペン...

こちらのリンク先に詳しい説明がありますが、簡単に要約すると以下のようになります。

コウテイペンギンは繁殖期になると、南極の沿岸部から内陸部まで50~160kmを移動する

移動後、メスは産卵してから餌を確保するため、100km以上歩き海へと戻る

オスはメスから卵を受け取り、-50度の極寒、ブリザードなどに晒されながら100日以上絶食して卵を暖める

コウテイが「困難な生き方」と語ったのも無理のないような厳しい環境での子育てだといえるでしょう。わざわざこのような苦労をするのは、外敵のいない安全な場所で子育てをするためだと言われています。

このとき、コウテイ自身が100日以上絶食したと語っていることから、「コウテイは元々はオスのペンギンだったが、フレンズ化によって女の子になったのではないか」と考える方もいるようです。

キャラクターをデザインした吉崎観音さんもこれを裏付けるような発言をしているため、可能性は十分にあるといえます。ただし、実際にはメスが戻ったあとはオスと交代することになるので、メスが絶食して卵を温める期間もあります。なので、この点はあまり特別に考える必要はないのかもしれません。

港に向けて出発するかばんちゃんたち

己の困難な生き方を語ったコウテイに、プリンセスは「コウテイってそういうの好きだもの」と語り、ダメ押しにフルルが「そういうの、マゾっていうんだよね」と追い打ちをかけました。こういったやり取りを見ていると、彼女たちは完全にヒトと変わらない存在のようです。

これにて8話は終了。かばんちゃんとサーバルは新たな目的地「港」に向けて出発することになります。