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けものフレンズ8話感想その22:「ヒトに近いフレンズ」の登場

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諸注意

けものフレンズ8話感想その21:PPP(ペパプ)のムードメーカー・フルル
【Bパート フルルの癒やしと二曲目スタート】 ついにプリンセスが帰還し、5人に戻った三代目PPP。最初の曲だった「大空ドリーマー」に観客は大興奮。次の曲までの合間、5人は改めて会話を再開します。 ...

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【Bパート マーゲイのPPP(ペパプ)マネージャー就任】

初ライブで満足のいくパフォーマンスを見せた三代目PPP(ペパプ)の面々は無事舞台裏に帰ってきました

イワトビペンギン(イワビー):いやー、踊った踊ったー!

ジェンツーペンギン(ジェーン):緊張しました~。

コウテイペンギン(コウテイ):反応が良かったな。

サーバル:お疲れ様。

マーゲイ:すっごくよかったですよ~。

かばんちゃん:ですよね!尻尾がぴょこぴょこしてて・・・。

ロイヤルペンギン(プリンセス):コホン・・・。あなた達もありがとう・・・。
それから、マーゲイ。

マーゲイ:は、はいっ!

プリンセス:あなた、私たちのマネージャーなさい。というか、決定よ!

マーゲイ:はっ・・・是非!!

一人前のアイドルとしてデビューしたPPP

ライブを終え、ステージから帰ってきたPPPメンバーでしたが、その姿は立ち上げのお披露目のときとはまったく違っていました。最初に姿を現したイワビーは、立ち上げのときに見せていたような緊張した面持ちではなく、達成感に満ち溢れた表情を見せていました。

続いて帰ってきたジェーンは、言葉の上でこそ緊張した旨を口にしているものの、その口調、表情ともに晴れやかです。最初に抱いていたような歌や踊りに対する自信のなさは完全に払拭されているといえるでしょう。

コウテイに至っては、お客さんの反応を気にする余裕さえ見せています。彼女は元々ステージ上でのパフォーマンスに問題はなく、純粋に自信がなかっただけです。今回場数を踏んでリーダーとしての自分に自身が持てるようになったのだと考えられます。

ムードメーカーであるフルルを除くと、プリンセス以外の3人も今回のライブを乗り越えたことでそれまでなかった自信を持てるようになりました。これにて名実ともに三代目PPPは立派なアイドルユニットとしてのスタートを切ることができたといえるでしょう。

尻尾に注目するかばんちゃん

ライブから帰還したPPPを、サーバル、かばんちゃん、マーゲイの3人が出迎えます。彼女たちもまた、PPPの問題が解決したあとは一人の観客としてライブを大いに楽しんだはずです。かばんちゃんはかつて3話においてトキの歌を聞いたとき、「羽がふさふさしてキレイだった」というふうに、歌を聞いたにも関わらずビジュアルについての感想を述べていました。

けものフレンズ3話感想その2:トキの歌とかばんちゃん、サーバルのリアクション
前回記事:【3話 その1】アニメ感想「けものフレンズの謎」:コツメカワウソとジャガーがこうざんへ行かなかった理由 【冒頭 トキとの出会い】 こうざんの頂上へ向かうため、ロープウェイ乗り場を訪れたか...

今回も同じように、歌とダンスのパフォーマンスを見たにも関わらず「尻尾がぴょこぴょこしていた」と少しずれた感想を漏らしています。このビジュアル的な特徴に注目する傾向はかばんちゃんの特徴のひとつです。

アイドル活動にはマネージャーが不可欠

ここでプリンセスはかばんちゃんとサーバルにお礼をいうとともに、あらためてマーゲイに「自分たちのマネージャーになるように」と伝えました。今回のマーゲイの活躍を称えるとともに、その能力を買ってのことでしょう。

このときのプリンセスの誘い方はおそらくはほかのメンバーを誘ったときと同様に強引な言い方でした。しかし、元々アイドル好きであるマーゲイのこと。まったく嫌がる素振りもなく即答でOKの返事を出しました。

たしかにアイドル活動を行っていく以上、マネージャーの存在は必須といえます。特に、今回三代目PPPはライブの準備など通常はスタッフがやるような活動も、全て自分たちで行っていたと考えられます。ほかにスタッフがいたように見えませんし、ライブのための準備はプリンセスが進めてきた、という話からもスタッフの存在を匂わせるものはありません。強いて言えば「ライブの準備を手伝った」という博士と助手がそれにあたるのかもしれませんが、それもライブ会場を整備するにあたっての話で、日々のアイドル活動をサポートする人員はいなかったと考えていいでしょう。

これまでは今回の初ライブを目標に、繰り返し練習に励んでくればそれでよかったはずです。正式にデビューするまではアイドル活動を継続的に行っていく必要はなく、その場その場で場当たり的に準備をするだけでも十分だったしょう。しかし、これからはそうはいきません。アイドルとして正式にデビューした彼女たちには、今回の初ライブで「ファン」ができました。ファンに対するサービスとして、継続的に活動を行っていく必要があり、そのための計画をたてるのは簡単ではありません。アイドルとは別にマネージャーを置くのは非常にいいアイデアです。

このアイデアがプリンセス個人の思いつきなのか、それとも初代、二代目の活動を研究した結果なのかはわかりませんが、プリンセスも初代や二代目についてはマーゲイに負けないほど研究したはずですから、そこで「アイドルにはマネージャーがいるもの」ということを知っていたとしてもおかしくはないはずです。

PPP、マーゲイの内面に見える「ヒトらしさ」

このように見ていくと、PPPにしろマーゲイにしろ、これまでのフレンズとは比較にならないほどヒトに近い行動を取っているということがお分かりいただけるはずです。プリンセスの離脱というPPPの危機を救ったマーゲイのアイデアは言わずもがな。独自の努力でパークにアイドルを復活させたプリンセスもまた、これまでのフレンズを遥かに上回るほど「人間らしい」存在であることは疑いありません。

彼女たちがここまでヒトに近い存在になることができたのは、次のような理由が考えられます。

図書館など様々な場所で、アイドルについて調べるうちに、ヒトの痕跡に多く触れてきた

アイドル、アイドルオタクとして活動するうちに、ヒトの考え方を学んだ

これまでに登場したフレンズたちは、皆ヒトに関して何も知らないか、知っていたとしても断片的な知識を一部知っているだけに限られていました。しかし、マーゲイやPPPのメンバーたちは、アイドルという存在を通じて間接的にヒトに関する情報を多く学んできたフレンズたちです。こうした「ヒトに近いフレンズ」が登場したことは、8話の大きな特徴だといえるでしょう。