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けものフレンズ8話感想その15:本番直前に吹き出したプリンセスの悩み

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諸注意

けものフレンズ8話感想その14:PPP(ペパプ)ライブ当日までの1週間
【Bパート 本番直前のPPPの様子】 かばんちゃんたちが見守る中、PPP(ペパプ)の練習は続いていきます。そして、いよいよ本番当日を迎えることに・・・。 (PPPはさらに練習に打ち込み、本...

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【Bパート プリンセスの悩み爆発】

PPP(ペパプ)ライブの本番直前、緊張が最も高まりつつある瞬間。マーゲイのとある一言がきっかけで思わぬ自体が発生してしまいます。

マーゲイ:いいですねー!こうして並ぶと4人のときよりもボリュームが出て。プリンセスさん、アイドルって感じが実にアイドルです。

ジェンツーペンギン(ジェーン):4人?

サーバル:前は4人だったの?

マーゲイ:そうです。PPPは初代は4人、二代目は3人、三代目が5人なんですよ。

サーバル:じゃあパワーアップだね!

ジェーン:えっ?初代から5人じゃないんですか?

コウテイペンギン(コウテイ):確か、そのはずだが・・・。

イワトビペンギン(イワビー):だよな。プリンセス?

ロイヤルペンギン(プリンセス):もう、本番よ・・・。早く準備しましょ・・・。

コウテイ:どうした、調子悪いのか?

イワビー:気になるじゃねぇか。聞かせてくれよ。

プリンセス:いいったら!それより振り付けの確認なさいよ。ジェーンも今のうちに歌詞の復習。ほら、フルルも食べるのやめなさい。それじゃあ満足にイベントできないわよ。

ジェーン:プリンセスさんどうしました?なにか変ですよ?

コウテイ:落ち着いていこう。

イワビー:お前もしかして、先代のときいなかったとか?それを気にしてんのか?

プリンセス:歌って踊れるだけ、あなた達よりいいわ・・・。

ジェーン:プリンセスさん・・・。

プリンセス:勝手にして・・・。

顕在化するまで時間がかかった8話の問題

これまでのけものフレンズでは、基本的にAパートや冒頭時点でかばんちゃんとサーバルが何らかの問題に遭遇し、それを解決するために1話分かけて奔走する、という展開になっていました。

8話では、特にこれと言った問題が出現しないままBパートを迎え、さらにライブ本番というもっとも重要な自体に遭遇する段階まで進んできました。ここでようやく8話のメインテーマとなる「プリンセスの悩み」が語られることになるのです。

最初にプリンセスの悩みに気がついたのはイワビー

マーゲイが、「初代、二代目のPPPは5人ではなかった」と発言したことがきっかけで、にわかにプリンセスの様子がおかしくなりました。露骨に話題をそらそうとするばかりか、普段見られるような自身に溢れた表情は消え、すっかり元気がなくなってしまったのです。

他のメンバーも彼女の同様にすぐさま気が付きます。中でも最も察しが良かったのはイワビーです。プリンセスの悩みが「ロイヤルペンギンが過去のPPPにはいなかったため、お客さんにどう思われるか不安になっている」ということに即座に気がついたのです。

特に名言はされていませんが、おそらくプリンセスの変化が明らかになった直後にすでに理由には察しがついていたのでしょう。それでも最初は「気になるじゃねぇか、聞かせてくれよ」と確信を指摘せず、あくまでプリンセス側から話してくれるよう促したのは、彼女なりのプリンセスへの気づかいではなかったでしょうか。

プリンセスを気遣う優しさを見せたジェーン

もう一人、プリンセスへの気づかいを見せているのがジェーンです。彼女はイワビートは異なり、プリンセスが何を気にしているのかまでは冊子がついていない様子でした。それよりも、様子が変わったプリンセスを誰よりも心配している感じが伝わってきます。

特に、悩みの確信をイワビーから指摘された際、「歌って踊れるだけあなた達よりマシ」と心無い言葉を返してしまったプリンセスに反感を持つどころか、そんな言葉を返さざるを得ないほど追い詰められていた彼女の心情を真っ先に心配しているのはジェーンの優しさを示す演出です。

イワビー、ジェーンはメンバーの中でも一緒に会話しているシーンが多く、特に仲のいい2人なのだということがわかります。だからこそそれぞれタイプも似ているのか、プリンセスの変化に対して最も大きなリアクションを示したのがこの2人であるというところも共通しています。

それに対して、コウテイはプリンセスの心配こそしているものの、プリンセスがなぜ急に態度を変えてしまったのか、その心情をイワビー、ジェーンほどは深く理解できていないように見えます。

イワビー、ジェーンとコウテイが抱える悩みの違い

なぜこのような違いが生じるのか、イワビー、ジェーン、コウテイのお披露目の際のリアクションをヒントに考えてみましょう。お披露目のステージに経った際、イワビーとジェーンはそれぞれ緊張から言い間違いやタイミングなどでミスを犯してしまいました。一方、コウテイは態度こそ硬かったものの特にこれと言ったミスはしていません。

ステージから降り、舞台袖に帰ってきたあとで3人はそれぞれ次のようなリアクションをしています。

イワビー:「お客さんの前だと緊張してしまう」とボヤく

ジェーン:テンポよく上手に話せなかったことを悔やむ

コウテイ:緊張が極限に達し、気絶する

このようにみると、イワビーとジェーンはどちらも「お客さんの前で緊張してしまい、いつもどおりのパフォーマンスが出せない」という悩みを抱えていることがわかります。

一方、コウテイの悩みは「リーダーとしての責任と重圧・初代、二代目と比べて劣っていないか」というもの。コウテイの悩みも彼女たち2人に似てはいますが、練習の際にプリンセスから特に指摘を受けていないことからもわかるように歌や踊り、ステージ上でのパフォーマンスには問題がないということがわかります。

つまり、三代目PPPのメンバーは皆「初代、二代目と比べてどう思われるか不安」という悩みを抱えてはいても、細かい悩みの方向性は微妙に異なっているのです。そして、イワビーとジェーンの悩みは比較的方向性が近く、コウテイは彼女たちとは少し違うベクトルで悩んでいることがわかります。

イワビー・ジェーンとプリンセスは抱えている悩みが近い

ここで再びプリンセスの悩みである「初代、二代目にロイヤルペンギンがいなかったこと」を思い出してみましょう。正確に言えば、この時点でプリンセスがまだ己の悩みについて語っていないので、彼女が具体的に何を気にしているのかは正確にはわかっていません。しかし、後のシーンから「今までいなかったロイヤルペンギンがお客さんに受け入れてもらえるかが不安」だと悩んでいることが判明します。

この悩みを他のメンバーのそれと比較してみると、ジェーン、イワビーの悩みに近いことがわかるはずです。だからこそ、彼女たち2人はコウテイよりもプリンセスの心情をより深く理解することができたのです。